セミリタイアを語るなら自分の”セミリタイアの定義”を明確にしよう

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他人のセミリタイアブログやセミリタイアへの書き込みを見てずっと気になっていることがある。

各々が指す“セミリタイア”がどういうものか、あやふやなケースがあることだ。

各々がイメージしているセミリタイアがそれぞれ違っているから、話が嚙み合わなくて無駄に言い争うことになるんじゃないかと。

あるいは自分の中で明確なイメージができていないから、他人の情報に踊らされるハメになるんじゃないかと。

ネット上によくある”都会と田舎”の論争も似たようなものだ。

東京大阪といった都会以外は一面緑しかないド田舎、みたいな極端な話がウケがいい印象だ。

時々、地理への解像度が幼稚園児並みかと思うようなツイートやクソリプを見かける。

まぁそういう類の発言をしたほうがバズって目立ちやすいからなんだろうけど。

話を戻すと、セミリタイアについてのブログを書くなら、自分の”セミリタイア”の定義を明確にしておきたい。

僕の中のセミリタイアと、他の誰かにとってのセミリタイアがぴったり一致していることはまずないからだ。

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当ブログでのセミリタイアの定義

当ブログで使うセミリタイアについて定義しておく。

セミリタイア=サイドFIRE

→生活費の一部を資産収入で賄い、足りない部分を労働や副収入で補うタイプ。生活費に対する資産収入の割合は人それぞれ。

完全リタイア=完全FIRE、フルFIRE

→生活費すべてを資産収入で賄うタイプ。潤沢な資産で贅沢するファットFIREと少ない資産で生活するリーンFIREに分かれる。

収支均衡型セミリタイア=コーストFIRE

→必要な生活費はすべて働いて賄うタイプ。同時並行で資産運用も行う。

それぞれ詳しく見ていこう。

①セミリタイア=サイドFIRE

生活費の一部を資産収入で賄い、足りない部分を労働や副収入で補うタイプ。

生活費に対する資産収入の割合は人それぞれ異なる。

労働:資産収入=5:5で半々の場合もあれば、1:9だったり9:1だったり。

資産収入で足りない部分は、スポット的なバイトやアフィリエイト、アドセンス、ウーバーイーツなどの副業で稼ぐ。

自分1人で完結できて収入を自動化できるようなアフィリエイトやアドセンスも資産収入には含めていない。

アフィリエイトやアドセンスには広告取り止めやアカウント停止のリスクがあるからだ。

②完全リタイア=完全FIRE、フルFIRE

生活費すべてを資産収入で賄うタイプ。

潤沢な資産で贅沢するファットFIREと少ない資産で生活するリーンFIREに分かれる。

ただファットにしろリーンにしろ、完全リタイアした後も資産以外の収入が完璧にゼロになることはまずない。

完全リタイア達成者のほとんどが、資産収入があってもなんだかんだ別の方法で稼いでいる印象だ。

③収支均衡型セミリタイア=コーストFIRE

必要な生活費はすべて働いて賄うタイプ。

並行して資産運用も行うが、取り崩しや追加投資はせずに運用を続けて、将来的な資産収入の拡大を狙う。

セミリタイアや完全リタイアを行うほどの資産はないけど、疑似的にセミリタイアしてみたい、あるいは労働に疲れ果ててもう忙しいのがイヤだ。

そういう人には一考の余地があるスタイルだと思う。

最終的には①と②が混ざった形のセミリタイアになる?

僕の場合、①セミリタイアと②完全リタイアの折衷案みたいな形に落ち着くのではと感じている。

具体的には、

必要な生活費はすべて資産収入でカバーし、贅沢費を副収入やスポット的な労働を入れて稼ぐ。

そういう感じのリーンFIREになると思っている。

欲を言えばファットFIREが理想ではあるんだけど、もともと物欲とか贅沢しようみたいな欲求があまりないし、生活に余裕を持たせようと資産の積み上げを続けているとキリがない。

普段は質素な生活を楽しみ、たまの贅沢ではパーッと使う。

そんな感じの生活が、結局一番豊かなんじゃないかと思っている。

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