セミリタイアの悩みの種に、いつセミリタイアするのか?というのがあると思う。
僕も35歳前後でセミリタイアしたいなと思っているけどまだ確定ではない。
具体的に”○○歳までに△△円貯めてセミリタイア”という計画をその通りに達成するって、結構難しいだろうと思う。
予期せぬ出費やライフステージの変化があるだろうし。
ただ、ざっくりとした時期や資産額に目途をつけておくことで、セミリタイアへのモチベーションになるのも確かだ。
僕自身の考えだけど、セミリタイアの時期を考えるなら、
①生活費がいくら必要なのか把握
②最低限いつまでにセミリタイアを始めたいか把握
この順番で決めればいいと思っている。
今回の記事では、”資産収入で自分の生活費の一部を補う”タイプのセミリタイアについて考えてみる。
最低限必要な生活費を把握する
まずは自分がセミリタイア生活するために最低限必要な生活費を把握しておきたい。
最低限必要な生活費を把握しておくことで、自動的に必要な資産収入も決まってくる。
実際にデータを取って数字で証明すると「自分は月にこれだけの金があれば問題なく暮らせるんだな~」と感じられて安心できる。
資産収入の部分は、自分のスキルで稼ぐことで置き換えてもいい。
自分のスキルで稼ぐ能力や食料などの現物収入もあればさらに盤石だ。
いつになったらセミリタイアをするのか?
資産収入を増やせば増やすほど生活の安全度や安定度は上がっていく。
しかしその分、セミリタイアをスタートさせる時期は遅くなっていく。
つまり自分の若さも失われていくということだ。
この事実をどう捉えるかは人それぞれだし、禅問答みたいなものだと思う。
僕の考えを言うと、健康寿命(健康で自立して生きていける寿命)の半分は自分の思うように生きていいんじゃないか?と考えている。
最新のデータ(2019年)では日本人の健康寿命は女性で75.38歳、男性は72.68歳だった。
男の健康寿命を72歳として、その半分の36歳までにセミリタイアすればいいんじゃない?
65歳で定年退職するとしたら、健康寿命で過ごせるのはわずか7年。
むしろ今後の世の中は、健康寿命でいる間はずっと働き続ける社会になりそうな予感がする。
人間が手作業でやっていた仕事を機械がやるようになっても、労働時間は減らずむしろ増えているし。
AIが人間の仕事を置き換えていくなんて言うけど、資本家と労働者の2つの立場がある限り、仕事は減ることなく労働者はこき使われ続けるだけだ。
今ある仕事が消えても新たなブルシットジョブが生まれるだけだろうし、人間ってのはそういう生き物なんだろうと思う。
まぁ僕なりの結論としては、36歳までに金融資産や自分の力で食っていく能力を積み上げて後は悠々自適にやればいいんじゃない?という話でした。
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