1/7~1/13にかけて北海道フリーパスを使って道内1週旅行をしてきた。
今回は5日目の記録。
前日の記録はこちらをどうぞ。
特急宗谷で稚内へ向かう
今日は旭川9:00発の特急宗谷で稚内へと向かう。
旭川駅前にこんなかわいいやつが。
誰かがつくったちいかわ(?)雪だるまがあった。
思わぬ出会いにちょっとニヤっとしながら旭川駅へ。
どうやら特急がまた大雪で遅れているらしい。
この時期の大雪に限らず野生動物との衝突もあったり、長距離特急の遅れはデフォだな。
10分ほど遅れて旭川駅出発。
列車はひたすら白銀の大地を駆け抜けていく。
途中の駅周辺で集落があったり天塩川沿いを走り抜けたりする以外は本当に何もない原野。
本州だと街と街の間にも集落が点在しているけど、北海道だと街と街の間には本当に何もない。
家すらない。
人間が自然をコントロールしてるのはなく、自然の中に人が住まわせてもらっている。
北海道の大地はそういうところだ。
列車は音威子府に到着。
1度は音威子府そばをここで食べてみたかった…。
今は東京で食べられるらしいが。
豊富駅を抜けて稚内市内へ入るというところ、シカとの接触で列車が緊急停止。
写真だと遠目から1頭しか撮れなかったけど、何十頭ものシカの群れが線路を横切って逃げっていったのが見えて面白かった。
宗谷本線や花咲線は特にこういうのが多い…。
日本最北端の駅
列車は結局30分の大幅遅れで稚内へ到着。
言わずと知れた日本最北端の駅だ。
いざ宗谷岬へ
稚内駅付近を手短に散策。
途中大雪だったけど、稚内についたときは外は晴れてるし思ったより全然寒くなくて助かった。
もう少し稚内市内を探索したいけど、ここまで来たからにはやっぱりあそこに行っておきたい。
宗谷岬。
時間が来たので駅前から浜頓別行きの路線バスに乗って宗谷岬へ。
特急が大幅に遅れて接続時間が少なかったのでメシも食わずだけど、ここまで来て宗谷岬に行かない手はないでしょう。
稚内駅から宗谷岬まで約30㎞、結構長い道のり。
日本最北端の地
そしてついに宗谷岬到着。
言わずと知れた日本最北端の地。
稚内駅から直行の路線バスがあるのでたどり着くのは意外と簡単。
稚内へ来るまでが長い道のりだけど。
このモニュメントの裏側はこうなっている。
すっきり晴れていたからか、水面に空模様が鏡のように写っていてウユニ塩湖みたいになっていた。
ちょうど陽が落ちかけていたときだったので、空が少し赤く染まってより幻想的だった。
思いがけない美しい景色を見れただけでも来た価値があったな。
日本最北端の地にちなんで、いろんな日本最北端のものがあった。
ただ自販機以外は宗谷岬の売店以外どこも営業していなかった。
冬の平日だししゃーない。
展望台もあるけど冬季は営業休止だし、雪が積もり過ぎて展望台の場所に近づくこともできなかった。
雪をかき分けて行くわけにいかないししゃーない。
宗谷港てっぺんドームを訪ねる
宗谷岬の空気感を味わっていたら観光バスが到着して、一気に最果ての地らしからぬざわついた雰囲気に。
これはいかん、ということで宗谷岬近くの宗谷港へ歩いて行ってみることにした。
稚内から宗谷岬についたのが14時頃について時間が14:30頃、帰りの稚内行きバスが15:20発なので遅れないように気をつけないと。
ちなみに稚内行きバスは15:20が最終だ。
写真だとわかりづらいが、歩きながら海を眺めていると先にはサハリンが見えた。
道路案内の看板にもロシア語表記があるし、ここが国境の街であることを認識させられる。
港にはいくつも漁船があったけど、漁の時間じゃないからか誰の存在も感じなかった。
こういう誰もいない場所でひとりで突っ立って、新鮮な空気を吸うと心も体も洗われる気がしてとてもいい。
人が少ない場所はたくさんあるけど、人の存在を全く感じない場所って案外貴重だと思うので。
僕は神社とかお寺を訪ねるのも結構好きだけど、こういう気持ちが大きく関係してるんだろう。
いや~流石に冬の宗谷はロマン有りまくりだったね。
語彙力がなくてアレだけど最果ての地を歩いてる感はハンパなかった。
一度は冬に行って損はないと思う。
ドーミーイン稚内が最高だった
稚内についたあと、宿への道中で稚内のランドマークである防波堤ドームとサフィールホテルを写真に納めて旅程を終えた…。
今日の宿はドーミーイン稚内。
もともと別の宿を抑えていたが、別の予約サイトで改めて宿を探したらちょうど同じぐらいの値段でドーミーイン稚内に泊まれそうなので予約し直した。
1泊6700円ぐらい。
部屋は広くて綺麗だし、大浴場も広くて綺麗。
おまけに漫画読み放題コーナーがあったり、棒アイスの無料サービスがあったりと最高だった。
今回の旅で泊まった宿では文句なしのNo.1だった。
6日目/最終日へ続く。
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