ちょっと前にkindle unlimitedで「つみたて投資の終わり方」という本が無料だったので読んでみました。
積み上げた資産(投資信託)をどう崩せばいいか?
ありそうでなかったテーマで書かれていて面白かったですね。
その感想を一部ページから引用して書いていきます。
資産形成期でのポイント
p18 積立期&取り崩し期ともに投資信託をホールドし続ける
p57 取り崩し期前までにインデックスファンドを集約すること
特にこの2点が重要とのことです。
インデックス投資をひたすら続けていれば、これは自動的に達成できそうですね。
また、リスク量(現金と投資信託の比率)はリタイアを境に明確に下げることも重要とのこと。
インデックスファンドを集約するのは、取り崩しの手順が煩雑になるのを防ぐためですね。
僕もいくつか散らばった投信を、最終的に楽天オールカントリーにまとめる予定です。
資産を取り崩す際にやるべきこと
p9 オススメするのは、全資産からの”定率”取り崩し&年1回”手動”で資産取り崩し
p86 取り崩し期で最も妥協すべきは毎回の”取り崩し額”
p139 取り崩しでやるべきこと
→年末に総資産額を算出(取り崩し額を決定)、年始にリバランスを兼ねて取り崩しを実行。
取り崩すときは定額ではなく定率で行う、つまり取り崩し額の変動を受け入れ、資産の持続率を優先させることが重要だそうです。
確かに、人生の後半は資産を長持ちさせることが優先されますからね。
まとめると、
- 取り崩す前まではひたすらバイ&ホールド
- ファンド価格が高い時に多めに取り崩し、安いときは少なめに取り崩す。
- 取り崩しは年1回、定率で、資産額を減らさないように実行。
一時期僕は高配当株の投資もやろうかと思ってましたが、結局投資は今もインデックス1本です。
けどこの本をみれば、投資は余計なことをせず投信1本でいい。
お金が必要な時は、年1回資産を減らさないように取り崩せばOK。
投資の形はシンプルでいい、自分の他にやりたいことに注力すればいい。
こういう心強いメッセージをくれる本だと思いました。
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