先週、高校時代の同級生と飲み会をしたときに思ったことを書いておきたい。
その友人とは定期的に会っているけど、勤めている会社で長年ブラック労働をさせられているようだ。
タイトルにもある通り、会社でブラック労働をさせられているのが明らかなのにどうしてしがみつくのか?
僕にはよくわからない。
友人(=Aとする)いわく、
- 直属の上司が指示もろくにしねーくせに偉そうにしてる
- 上司の間違いを指摘したら逆ギレされた
- 挙句の果てに上司と怒鳴りあいのケンカ
- 多い時は1週間で残業20時間以上!
- もちろん休日出勤上等!
と中々の有様だ。
僕もそうだし他の友人も会うたびに、Aに転職しないの?ってかいい加減転職しろよ!とは言ってみる。
けれどAは「いやめんどくさい」と返すばかりで転職する気がないらしい。
結婚してて奥さんと子供がいるなら、継続的な収入が大事だししがみつくのもわかる。
だがAは独身で結婚願望もないらしいので、転職の自由は効きやすいはずなのに。
僕がAの立場にいるなら退職代行を使ってでも速攻で退職するね。
と自分の意見を伝えるも、やっぱりAは現状に甘んじている、という流れを毎回繰り返している。
まぁ友人といっても他人は他人。
僕がいくら問いかけたところでAの現状を変えることはできないし、時々会って愚痴に付き合うしかなさそうだけど。
僕が思うに、Aは日々の社畜労働に体力気力を奪われて、自分の現状を良くしたいとか、そういうことを考える暇すらないように見える。
会社でクソ上司に当たったら詰み決定な件
まぁAの場合、1番の問題は上司との相性が悪いことにつきる。
会社生活はクソ上司に当たった時点で詰み決定ということですな。(上司を部下に置き換えても成り立つが)
仕事で良い成果を上げたとしても、上司に気に入られなければ会社人生はお先真っ暗といっていい。
上司に気に入られることは昇進・昇給に密接にかかわる。
その為には自分を殺して上手く世渡りすることが求められる。
例えば、
・会社の飲み会には必ず参加する
・飲み会の場では上手な酒のつぎ方や上司の席を回ったり、肩が凝りそうなマナーを守らなければいけない
・上司のつまらない話でも、面白がってあげなければいけない
・常に明るく笑顔でいなければいけない
・休日の接待ゴルフで「ナイスショット!」などと心にもないことを言う
・挙句の果てには、少々のパワハラやセクハラは受け流さなければならない
こういう世渡り術()を上手く使わないと、上司に気に入られることは多くの業界でありえない。
自分を押し殺して、周囲とうまくやっていくことが過剰に求められている。
さらにヤバいのが、自分ではうまくやって上司に気に入られようとしても、上司の機嫌次第で評価が変わってしまうこと。
運悪くクソ上司にあたると、その時点でその会社で生きていくことは無理ゲーになってしまう。
だからこそクソ上司と当たった時点でその環境から逃げるしかないんだ。
クソ上司に倍返しなんて無駄なことをする前に脱出しよう
これを運ゲーでないなら何なのか?
僕が新卒で入社した会社は日本ではそこそこ名の知れた大企業だった。
けれども希望通りの部署に行くことはできなかったし、上司との相性も最悪だった。
クソ上司がいる職場環境で我慢して頑張っても疲れて病むだけ。
もう働きたくないと感じたらそんな会社にしがみつかずに、さっさと環境を変えたほうがいいよ。
僕もかつては半沢直樹みたいに「クソ上司に倍返しだ!」なんて意気込んだこともあった。
上司に向かって舌打ちとか、手帳を思いきりぶん投げたりした記憶がある。
後悔はしていない(笑)
ドラマ「半沢直樹」は会社のクソ上司から受けた屈辱を倍返しにしていく、という痛快さが受けたもの。
いち会社員である弱者が役員である強者に下剋上…こういうストーリーが共感を得たわけだ。
まぁ現実問題、クソ上司に悩んでいたとして本当に倍返しだ!なんてできないし、ヘタしたら社会的に抹殺されかねない。
そんなクソ上司の問題に時間を割くなんて非効率的としかいいようがない。
人生の時間は有限、無駄な時間を湯水のごとく使っちゃいけない。
そんなことに構ってられる暇なんて本来ないはずでしょう?
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