会社の人間関係が馬鹿らしいと感じたらやってみるべき2つの事

仕事の人間関係が馬鹿らしい、面倒くさい

会社での人間関係はストレスがつきもの。

人材紹介サービス等のエン・ジャパン社が2015年に行った調査では、仕事でストレスを感じている人は平均74%に上り、ストレスを感じるポイントのトップが人間関係だったそうだ。

ストレスを感じるポイントで全体の1位が「同僚との人間関係」で42%、2位が「上司との人間関係」で40%。

つまり仕事のストレスの8割以上が人間関係なのです。

具体的には、

  • 上司の気分のムラが激しくて嫌。
  • 上司が人によって態度を変えるため、機嫌を伺いながら接するのにストレスを感じる。
  • 新しい上司が来てから、部内の人間関係が不安定になった。

といった声があった。

残りの「低賃金」、「過重労働」といった業務負担に関しては、実は全体の2割にも届いていない。

これじゃ鬱病になる人が続出するのも頷ける。

“会社での人間関係が馬鹿らしい”というのは全く正しい感覚だと僕は考えている。

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「会社の人間関係」という運頼みの代物

よく考えれば「会社の人間関係」ほど運ゲーなものはない。

第一志望の企業に入社しても希望する部署に入れるとは限らないし(特に大企業では)、入れたとしても上司や同僚との関係がこじれて転勤や鬱病、退職に追い込まれる…。

1度は聞いたことがある「あるある」パターンだろう。

会社側は厳選して社員を選ぶにも関わらず、社員側は行き先の選択権もないし行った先ではゴミみたいに扱われる。

つまり会社に入った後の人生は、自分の力でコントロールできない要素だらけってことだ。

自分の人生を運頼みだけに左右されるほど馬鹿らしいことはない!

周りの人間関係が合わないと感じてきたら、今すぐその環境を変えることを真剣に考えたほうがいい。

その為に以下の2つのことにトライしてみてほしい。

①今すぐ仕事を変える

②副業で新たに収入源をつくる

①今すぐ仕事を変える

仕事を変えるというのは、何も転職だけの話ではない。

例えば転勤を申し出たり、部署は同じでも仕事でパートナーを組む人を変えてみることだったり。

僕の例を紹介すると、以前の仕事である先輩の人物と組んで取り組んでいたプロジェクトがあった。

僕は以前からその人が苦手で、かつ相手からも嫌われているような印象だった。

懸念していた通りプロジェクト内では、先輩に毎日説教され暴言や小言を吐かれてストレスが溜まるばかり。

入社して日が浅く経験もない僕は、暴言のシャワーを毎日浴び続けても黙って耐えるしかなかった。

日に日に精神が追い詰められていき、更には仕事量と残業時間も増えていく一方。

一時期、ベスト体重から5kg以上痩せて頬がこけてやつれてしまったので、同期から本気で心配されていた…。

そしてある時仕事場にあったロープを見ていたら、

「このロープで首吊ったらどんな世界が見えるのかな…」

と頭に浮かんできた時、冗談抜きに自分はもう限界なんだなと悟った。

何とかしないと本当に首を吊りそうだと感じたので、この状況を脱出する方法を考えた結果、僕の直属の上司に、

「僕の仕事からあの人(先輩)を外すか、転勤させてください!」

と直談判した。

ダメ元ではあったが、結果、転勤は無理だったものの別部署に異動することができた。

もっともそれでも耐えられずに転職したんだけど。

今も当時のことを思い出すだけで虫唾が走る。

とにかく言いたいのは、ブラックな環境が耐えられないと感じたら、今すぐそこから逃げろ!ということ。

環境を変えることや心を休めることも、大切な仕事。

ブラックな環境の先に待ち受けてるのは最悪、死だ。

②副業で新たに収入源をつくる

僕が今取り組んでいるのが副業。

会社の給料以外の収入源を確保していれば、クビきりを過度に恐れなくて済むし、転職する際のリスクも減る。

単純に金が入る以外にも、会社の給料以外にも収入源があるという安心感はハンパない。

プラスαで、できる限り生活費の節約もしたほうがいい。

期間工や派遣社員といった、非正規雇用者であれば貯金額は尚更重要だ。

投資+副業収入+生活費節約 今後とるべき戦略

結局何が言いたいかというと、人生に「余裕」と「選択肢」を持たせられる、それが副業(+生活費節約)の最大のメリットということ。

最近「終身雇用なんてもう守れない」という発言があった通り、正社員といえど雇用が安定する保証なんてどこにもない。

上の人たちが何を言おうと、

正規だろうが非正規だろうが、

投資(&会社の給料)+副業収入+生活費節約の3つで、最大限に貯金をつくる。

僕ら平民にできるのはこの戦略だけだ。

自分に不必要な人間関係は断捨離していい

僕は昔から気の合わない人と折り合いをつけて生きるのがとことん苦手で、あまりいい思い出がない。

わざわざ大人になってからも、馬が合わない人と無理に付き合う必要性ってどこにあるのか?

小学校の先生がよく言う「みんなで仲良くしなさい」という話がどんなにくだらないものか。

自分の周りの人間関係なんて、気心の知れた人達だけいれば十分だ。

幸い今の職場は必要最低限の会話をしていれば、あとは黙々と作業するだけなので余計なストレスがなくて助かる。

僕は一人孤独でいる時間を愛しているし、もっと心を休ませる孤独な時間が欲しいとも思っている。

そうでないにしろ、自分が好きな人やモノ、環境に囲まれて生きたほうが絶対幸せに決まってますよね?

あなたも自分に不必要な人間関係は断捨離していいし、それで無駄に苦しむ必要は全くない。

「人間は環境の生き物」とよく言われるが、1つの環境での常識に染まってしまうと、思考や価値観が自然と凝り固まってしまう。

心が病んでもそれが当たり前だと錯覚するのもその影響だ。

人間は環境を変えることでしか変われない。

幸い、現代は名もなき個人がやりたいことを自由にやれる時代。

勇気を振り絞ってチャレンジした成果が報われやすい時代といってもいいだろう。

だからこそ、あなたがもし会社の人間関係にうじうじ悩んでいるなら、これまでと違う環境で過ごしてみることを考えて欲しい。

心が病んでからでは手遅れなんだから…。

人間が変わる方法は3つしかない。

1番目は時間配分を変える。

2番目は住む場所を変える。

3番目はつきあう人を変える。

この3つの要素でしか人間は変わらない。

最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ。

大前研一(経営コンサルタント)

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