“クソ上司に倍返しだ!“
でおなじみの、ドラマ「半沢直樹」の続編が放送決定したそうだ。
最高視聴率40%以上を記録し、社会現象を巻き起こしたドラマ。
特に印象に残るのは、上記の「倍返しだ!」というセリフだろう。
一会社員である弱者が役員である強者に下剋上…こういうストーリーは日本人にはホントに受けがいい。
でも実際、こんなことリアルの世界で可能だと思いますか?
会社生活はクソ上司に当たると詰み決定!
結論を言うけど、あなたの会社生活はクソ上司に当たった時点で詰み決定です。
つまり、あなたが会社でうまく働けるかどうかは上司次第ということ。
このページを訪れたあなたも、もしかしたらクソ上司が悩みの種かもしれません。
仕事でどんなに良い成果を上げたとしても、上司に気に入られなければ会社人生はお先真っ暗といっていい。
つまり上司に気に入られることは、昇進、昇給に密接にかかわってくる。
その為には、自分を殺して上手く世渡りすることが求められる。
例えば、
・会社の飲み会には必ず参加する
・飲み会の場では上手な酒のつぎ方や上司の席を回ったり等、肩が凝りそうなマナーを守らなければいけない
・上司のつまらない話でも、面白がってあげなければいけない
・常に明るく笑顔でいなければいけない
・休日の接待ゴルフで「ナイスショット!」などと心にもないことを言う
・挙句の果てには、少々のパワハラやセクハラは受け流さなければならない
こういった世渡り術()を上手く使わないと、上司に気に入られることは多くの業界でありえない。
自分を押し殺して、周囲とうまくやっていくことが過剰に求められているわけだ。
自分の人生をいつまでクソ上司に縛られるつもりなの?
さらに厄介なのが、自分ではうまくやって上司に気に入られようとしても効果がなかったり、上司の機嫌次第で評価が変わってしまうということだ。
運悪くクソ上司が自分の上についてしまうと、その時点で会社人生は無理ゲーになってしまう。
だからこそクソ上司と当たった時点で、あなたはその会社から逃げるしかないんだ。
これを運ゲーと言わずに、何に例えるのか?
僕が新卒で入社した会社は日本ではそこそこ名の知れた大企業だったけど、希望通りの部署に行くことはできなかったし、運悪く上司との折り合いが合わなかった。
クソ上司がいる職場環境で我慢して頑張ろうとしても人間関係に疲れて病むだけ。
もう働きたくないと感じたら失敗を恐れず、環境を変える選択をとるべきだ。
ここまで色々書いてきたけど、それでもあなたはクソ上司が一緒にいる会社にしがみつくんですか?
クソみたいな会社人生にサヨナラするために
「これ以上クソ上司となんて付き合ってられるか!」
あなたは今まさにこう思っているかもしれません。
では、クソ上司と二人三脚の会社人生にサヨナラ…ないし少しでもストレスを軽くするにはどうするか?
もういっそセミリタイアしよう。
具体的には自分の収入を増やす+自分の支出を減らし資産を構築すること。
収入を増やすにはアフィリエイトなど副業にチャレンジしてみるのもいい。
会社の給料以外の収入源を確保していれば、クビきりを過度に恐れなくて済むし、転職する際のリスクも減る。
収入が増える以外にも、会社の給料以外に収入源があると安心感がプラスになる効果もあるだろう。
プラスαで、できる限り生活費の節約もしたほうがいい。
何も考えずにお金を使っていると、あっという間に財布がすっからかんになってしまう。
まとめると、
労働収入+副業+資産運用(投資信託など)+節約で自分の資産を増やし、できるだけ早いうちにセミリタイアする。これこそが、会社人生とおさらばできる最短ルートだと考える。
会社や政府のお上の人が何を言おうと僕ら平民がすべきは、こういった戦略を日ごろから考えて実行するだけ。
クソ上司に倍返し…なんて考える前に
冒頭に書いた通り、ドラマ「半沢直樹」は会社のクソ上司から受けた屈辱を倍返しにしていく、という痛快さが受けたもの。
現代人の多くがひっそり抱える気持ちを代弁したメッセージ性が共感を得たわけだ。
でも改めて考えてほしい。
現実として、あなたが今クソ上司に悩んでいたとして倍返ししたいですか?
そして本当に倍返しなんて出来ると思いますか?
最後に
「そりゃやり返したいに決まってんだろ!」
気持ちは僕も痛いほど理解できる。
僕も何度同じような思いが頭に浮かんだか…。
でもその思いは胸の内に留めておいた方がいい。
現実問題、上司に手を出したら会社人生どころか社会的に抹殺されてしまう。
それに、そんなクソ上司の問題に時間をかけるなんてもったいないと思いませんか?
人生の時間は有限、無駄な時間を湯水のごとく使っちゃあダメだ。
もしあなたがクソ上司に恨みがあってリベンジしたいと思っても、半沢直樹の如くリベンジを果たそうなんてまず不可能だろう。
クソ上司と一緒のジメっとした会社生活から一歩離れ、自分にとっての正しい道を歩む。
その一歩は、自分でできることから淡々と歩み始めること。
結果的にそれこそが、あなたが出来る最高の「倍返し」なんだから。
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